看護師

誰もが通る人生の曲がり角

卵巣機能低下が原因です

女性

更年期は卵巣機能の低下で始まることがしられています。卵巣から女性ホルモンのエストロゲンが分泌されていますが、更年期に入ると卵巣は萎縮しエストロゲンの分泌は減少し、やがて閉経と共にエストロゲン量は0に近くなります。このエストロゲンの急な減少によって不快な症状が起こってきます。更年期は閉経前後の5年間といわれ、この頃から様々な症状が出始めることが知られています。症状として肩こり、疲れやすい、頭痛、のぼせを訴える人が多いという調査結果があります。症状の持続時間は数ヶ月から数年と幅があり、日常生活に支障が出る人から軽い症状の人とかなり個人差があります。生活に支障がでる場合を更年期障害といい、更年期女性の2〜3割が悩まされています。更年期障害が疑われる場合は婦人科の更年期に詳しい医師を受診するようにします。

男性にもみられます

男性にも女性と同様に更年期に当たる時期があるといわれ始めました。男性の場合は女性のような性ホルモンの大きな変動はありません。ですから職場での人間関係などのストレスやそれらをどうとらえるかといった本人の気質によって自律神経が乱れて症状を引き起こすと考えられています。主な症状は不安、イライラ、憂鬱、記憶力の低下、不眠などの精神神経疾患で、ほてり、冷え、頻脈、手足のしびれなどを訴える場合があります。男性の場合は女性と異なり性機能の低下を持っているケースが多くあります。女性と同様に、これらの症状には個人差があり、日常生活に支障をきたすようであれば、更年期障害として男性更年期外来を設けている泌尿器科を受診するようにしましょう。男性の場合は更年期障害にみえてもの鬱病や全身の病気が潜んでいる場合もあり、それらも視野にいれた検査も重要になります。